↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 =開会 午前9時58分=
林
広文委員長 出席委員は半数以上であります。
ただいまから世界遺産・
観光客受入対策特別委員会を開会いたします。
〔調査順序について協議を行った結果、「総括
質疑について」と決定した。〕
2 林
広文委員長 それでは、総括質疑に入りたいと思います。
総括質疑につきましては、各委員からご提出いただいた
総括質疑通告書に基づき、
総括質疑順序(案)を作成し、お手元に配付いたしております。
各質疑項目は、質疑分類に記載のとおり、大きく3つに分類しておりますが、理事者の答弁は一番左の列に記載の各議員の順序ごとにそれぞれ答弁を求めたいと思いますので、ご了承ください。
また、進め方といたしましては、この順序ごとに、まず質問された委員から補足がある場合は簡潔に説明等をいただいてから、理事者の答弁と、それに対する質問委員からの質疑を行いたいと思います。
なお、質問された委員以外の委員からの関連質問は、3つの
質疑分類ごとに時間を設ける形で進めたいと考えておりますが、いかがでしょうか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
3 林
広文委員長 それでは、順序1について、まず板坂委員から補足がありますでしょうか。
4
板坂博之委員 私の質問趣旨は大体理解をいただいておると思うんですが、一番の問題として、この世界遺産と何かを
組み合わせんと
リピーターは来ないと私は見ているんですよ。平泉がそうですよね、それから石見銀山も前より観光客が落ち込んでいる。あと群馬の
富岡製糸場も恐らく来年までですよ。私はそう見ています。
教会群も恐らく来年は世界遺産になるでしょう。そのときの
リピーターといいますのは、夜景観光を
組み合わせんとどうにもならんと私は思っています。恐らく2月議会で調査費か何か予定はしとるとは思うんですけど、今のままの夜景では長崎もうだめですよ。これは5年もたたんでだめかもわからん。中腹に、5年前、10年前と比べたら光が消えているじゃないですか。このままでは、5年たったら本当にこの夜景観光の魅力がなくなると私は思いますので、何とか
世界遺産効果と
組み合わせた夜景観光、これを努力してほしいと思って質問をしました。ぜひ前向きの回答をお願いしたいと思います。
5
股張観光政策課長 1.夜景観光の推進強化について、(1)世界遺産と
組み合わせた夜景観光の推進強化についてお答えいたします。
世界遺産の登録効果につきましては、構成資産の知名度や
交通アクセスなどの
受け入れ体制の状況、それから、魅力発信の度合いによってさまざまでございますけれども、一般的な傾向としましては、登録後3年程度、観光客が増加するものの、その後は減少傾向に転じる都市が多く見受けられる状況でございます。
委員ご指摘のとおり、
世界遺産単体による観光推進だけでは、持続的な集客や
経済波及効果の増加は難しい状況であり、世界遺産の登録効果を一過性のものに終わらせないためにも、長崎観光の強みであり
経済波及効果が高い夜景と世界遺産の
組み合わせにより、
宿泊滞在型観光の推進を図ることは重要であります。
夜景観光につきましては、
稲佐山等の視点場の整備や観光施設の
ライトアップ、
観光メニューの充実により、夜景観光の
魅力アップを図っているところですけれども、今後、人口減少による
斜面市街地を中心とした夜景の魅力低下への対応が大きな課題となっております。
したがいまして、今後の夜景の魅力低下という課題を解決し、長崎の夜景観光のさらなる進化を図るため、
観光まちづくりの観点から、早急に夜景に関する総合的な基本計画と個別事業の
実施計画づくりが必要であると考えております。
具体的には、今後、
夜景づくりの専門家等のご意見をいただきながら、
斜面市街地の街路灯や長崎港などの水際の照明、まちなかや
観光施設等の
ライトアップ、四季折々の
イルミネーション事業のあり方や内容などに関する
計画づくりを行うとともに、当該計画によります事業の早期実施に向けて取り組んでまいりたいと考えております。
今後とも、長崎の
夜景そのものの魅力向上や
鑑賞メニューの充実などを図り、
世界遺産等の昼間の観光と世界新三大夜景を生かした夜間の観光を
組み合わせて、
宿泊滞在型観光を積極的に推進するとともに、その魅力を国内外に発信しまして、一層の
経済活性化を図ってまいります。
以上でございます。
6
板坂博之委員 前向きな答弁でありましたので、結構です。
7 林
広文委員長 それでは、順序2に移ります。
まず、梅原委員から補足がありますでしょうか。
それでは、理事者の答弁を求めます。
8
股張観光政策課長 (2)
ベイエリアにおける灯りの整備についてお答えいたします。
出島・元船・常盤地区には、出島ワーフや長崎県美術館、水辺の森公園などの夜景を構成する魅力的な施設が存在しており、これらの施設自体の明かりと長崎港の水面に映し出される夜景の魅力は、長崎夜景の重要な要素になっております。
これまでの夜景の質を向上させる取り組みといたしましては、平成22年度の
稲佐山山頂展望台の整備や、平成24年度の光のトンネルの整備のほか、市内の眼鏡橋、出島橋などの
ライトアップ施設や街路灯のLED化など、視点場の整備や
観光施設等における夜間景観の充実を図ってきました。
そのような中、平成25年度及び平成26年度に、長崎市及び長崎県等による長崎の夜景のあり方に関する検討会におきまして、長崎の夜景の質や視点場、
鑑賞メニュー、広報、誘客という観点から、現状と課題を抽出し、長崎の夜景の魅力を維持増進していくために県、市が取り組むべき夜景観光の施策について検討してきました。
今後は、この検討結果を踏まえた夜景観光の推進を図るとともに、世界新三大夜景としての夜景の質の
魅力アップに向けて、夜景に関する
基本計画等の策定に取り組んでまいりたいと考えております。
議員ご指摘の
ベイエリアにおける灯りの整備につきましても、長崎の夜景を形成する重要なエリアでございますので、長崎県や関係機関との連携を図りながら、今後の
計画づくりの中で十分に検討を行い、港町らしい魅力ある夜景の創出に取り組んでまいります。
以上でございます。
9 林
広文委員長 ただいまの答弁に対して、梅原委員から何かありますか。
10
梅原和喜委員 前向きなご答弁だったと思います。
先ほど課長の話の中で、水面に映るというフレーズが出てきましたけど、やっぱりあの稲佐山から見たときの港の役割というのは大変重要だと思いますので、ぜひ前向きに取り組んでいただきたいと思います。
それから先ほど、今後、県との検討ということで、
ナトリウム灯だって、水銀灯だって、透過率がいろいろ違うと思うんですよ。ですから、稲佐山から見たときに、どんな種類の照明が夜景として美しいかなどを事前に研究してから設置するということも考えていただきたいと思います。
以上です。
11 林
広文委員長 それでは、分類1.夜景観光の推進強化について、ほかの委員の皆様から関連して質問はないでしょうか。
12
向山宗子委員 夜景観光の推進強化についての(2)
ベイエリアの灯りの整備についてなんですけれども、一昨年の
観光振興特別委員会のときにも、さっき梅原委員が言われた水面に映る明かり、要するに港の形がわかるような取り組みについて、私からも皆さんからも意見が出ました。港湾を統括しているのは県ですので、県と連携をとって推進してまいりますというような回答があったように記憶しているんですけれども、あれから県との交渉、話し合いについて、もし進んでいるところがありましたら、教えていただければと思います。
13
股張観光政策課長 長崎県と連携した夜景と申しますか、特に水際の顕在化の取り組みでございます。
例えば松が枝地区から元船地区につきましては長崎県の港湾課、それから、魚市跡地、浦上川線、旭町地区から丸尾地区につきましては、全て基本的には長崎県の
漁港漁場課、
道路維持課、それと
観光振興課も年次計画を考えておりますので、ここと具体的な検討を2年間、そして今もしているところです。先ほど梅原委員が言われましたけれども、稲佐山から見たときの映り方だとか、そういったところを含めて今検討しているところでございます。
それから、駅周辺におきましても、新しい駅舎ができるという中で、新しい施設にふさわしい明かりのあり方については、別途、県市も含めて検討している状況でございます。
以上でございます。
14
向山宗子委員 わかりました。また、よりよき港の明かりの整備に向かってご努力いただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
15 吉原 孝委員 夜景観光に関して、視点場の問題ですけれども、現在は稲佐山を中心に景観が考慮されておりますが、これから鍋冠、風頭、立山とか、それぞれ視点場が整備をされていく中で、それぞれの地点から見て同じような形の明かりというものが、量といいますかね、それを確保する必要があるんじゃないかと思いますけれども、その点についてはどのような考えを持ってありますか。
16
股張観光政策課長 各視点場から見た明かりの量だとか質の問題のご質問だと思います。
稲佐山からの夜景の特徴を申しますと、やはり360度にわたって港湾が見えて、特に広がりがある夜景ということで、いわゆる人口減少の問題はありますけれども、光の量とか質については、一定確保されているというところだと思いますので、それにふさわしいものにしていくというのが1つございます。
あと、鍋冠山は、やはり間近に明かりが見えるというところがございます。そういった中で、特に近隣の施設について、色だとか光量だとかいったところを配慮するとともに、稲佐山のほうですけれども、今回、電波塔3塔の
ライトアップを始めますけれども、そういったものも含めて、見せ方を検討していきます。
あと、ほかの風頭、立山公園、それぞれの見方と特徴とがございますので、それにふさわしいあり方というのを、先ほど申しました
夜景づくりの計画の中でも踏まえながら、実践していきたいと考えております。
以上でございます。
17 吉原 孝委員 市のほうで鍋冠山の整備が進められております。あれが完成すると、多くの観光客の皆さんがあちらにお見えになると思います。
対岸のほうから見た場合、稲佐山からの光る量と比べると段違いに違うんですね。対岸についても、おっしゃったように稲佐山の山頂の光の問題もあるでしょうけれども、ホテルと老健施設が際立って、他は非常に光の量が少ないという印象を受けるんですよね。
それは今、向山委員からもお話がありましたが、港湾については県の管轄ということもあるでしょうけれども、やはり水面に映る光の量を考えると、港湾周辺の、稲佐山の麓のほうの岸辺の光というのは非常に少ない状況ですので、今後、光の量をふやすように県と十分に協議をしていただいて、そして、鍋冠山の施設整備が完了したときに、ああ、なるほど、すばらしいなと言っていただくような夜の景観の配慮についても検討していただきたい。これは要望にしときたいと思います。
18
板坂博之委員 すみません、私が質問しとって関連というのはおかしいんですが、稲佐山の展望台、あそこまでの
交通アクセスはどうするつもりですか。今のままでだめというのは、皆さん方が一番おわかりでしょう。あれ最初は20台ぐらいだったんですよね。それを議会のほうから言って40台ぐらいとめられるようになった。今の状況で、ロープウェーも使って50万人の方が来ていらっしゃるわけですね。
展望台に行くまでのアクセスをどういうふうにするつもりですか。ちょっと教えてください。
19
外園文化観光部長 稲佐山におきましては、今現在50万人の本当に多くの方が来られております。
特に私ども課題と思っておりますのが、委員言われるような中腹からのお客様をどうやって運ぶかということでございます。
通常、個人の方は、おかげさまで40台の駐車場はあるんですけれども、団体のお客様、それから駐車場が非常に多いときには、無料の
シャトルバスで乗りかえをして
山頂展望台まで送迎しているんですけれども、そういったものについて、今現在、
都市計画部と協議をしております。
稲佐山中腹から展望台に向かう方法につきましては、大型バスが通れるような方策、あるいはエスカレーターでつなぐ方策、あるいは別の新しい交通手段につきまして、今現在、議論をさせていただいております。
いずれにいたしましても、多くの方が、乗りかえなしで中腹から展望台に行けるようなアクセスの改善に向けて早急に結論を出し、早ければ来年度以降、また議員の皆様にご相談をさせていただければと思っております。よろしくお願いします。
20
板坂博之委員 あなたたちの早急にというのは、3年も4年もかかっとさ。民間的な感覚を持っとけば、すぐ決定するんですよ。まず道路を広げて、大型バスを呼んで、ロータリーつくって4台ぐらい置いてって、そんなことしか考えんような行政じゃだめですよ。あれ大変ですよ。40人おる、1人来んかったらバスは発車できんのやけん。そうでしょう。一回一回、ロータリーつくってさ、そこにおろして、一回下って、また呼ばんといかんわけでしょう。そんな無駄なことをする必要ないって。
とにかく今の行政というのは、本当にまともに仕事していない。もう何回もやかましく議会から怒られて、全然結論が出んじゃないですか。
あの中腹の駐車場は400台ぐらいとめられるんでしょう。今、展望台の駐車場に個人は40台しかとめられん。それも、土日、祭日はずっと待っとかんといかんでしょう。タクシーで行った人なんて、車は動かんとにメーターがじゃんじゃん上がるだけじゃないですか。あんなことじゃだめさ。とにかく急いでくださいよ。
総務局長、何とか道筋をつけてくださいよ。そして、みどりの課ともよく話し合って、とにかく早急にやろうやということでやってくださいよ。
21
桑水流総務局長 この件に関しては市の内部のほうでも、さまざまな方法、手法について検討をしておりますが、さっき部長も申し上げましたそれぞれの案は、やっぱり一長一短があって、どの方法をとるべきかというのはまだ結論に至っておりません。
ただ、委員おっしゃいますように、
スピード感は本当に行政が一番苦手としておるところかもしれませんが、
世界遺産登録が来年続く中で、観光のお客様が来る機会が当然出てきますので、時機を少しでも逸しないようにしていくとともに、世界遺産だけじゃなくて長崎が持つ観光の魅力、そういったものが発揮できるように、
スピード感を持った対応をさせていただきたいと考えます。
以上です。
22 林
広文委員長 ほかに、夜景観光に関連して質問はありますか。
それでは、順序3に移ります。
まず、井上委員から補足がありますでしょうか。
それでは、理事者の答弁を求めます。
23
股張観光政策課長 2.情報発信及び連携その他の取り組みについてのうち、(3)
世界遺産登録を契機とした観光振興についてお答えいたします。
世界遺産登録を契機とした長崎市の
観光プロモーションの方向性は、まず、世界遺産の価値を伝えて誘客促進を行うこととしております。資産を単にスポットとして紹介するのではなく、世界遺産としての価値をしっかりと理解していただくことに重点を置き、ストーリーとして情報発信を行うよう努めております。
次に、構成資産以外の関連施設と
組み合わせ、情報発信を行うこととしております。構成資産だけではなく関連する施設とあわせて、その価値や関連性を説明し、周遊を促す
観光ルートとして情報発信をすることで、
旅行代理店に対して
観光商品造成の働きかけを行っております。
3つ目に、長崎の魅力と
組み合わせ、情報発信を行っております。長崎市には、長崎くん
ちや長崎ランタンフェスティバルなど、四季折々のイベントや、世界新三大夜景、日本新三大夜景に認定された夜景、また、和洋中が織りなす独自の食文化があります。これらの魅力と世界遺産を
組み合わせて情報発信することで、旅行意欲の向上の相乗効果を図ることとしております。
ことし7月に世界遺産に登録されました「明治日本の
産業革命遺産 製鉄、製鋼、造船、石炭産業」に続きまして、来年夏に「長崎の教会群と
キリスト教関連遺産」の世界遺産の登録が期待されておりますので、この機を逃さず、2つの世界遺産があるまちとして、国内外に向け、さまざまな媒体、特にウエブやソーシャルネットワークなどICTを積極的に活用し、時代に即した情報発信及び誘致活動を実施してまいります。
続きまして、海外からの
観光客誘致につきましては、国、地域ごとのニーズや市場の成熟度に応じた情報発信及び誘致活動を行っております。
明治日本の
産業革命遺産につきましては、歴史・文化に興味を持つ欧米のメディアにおいて露出が高まっております。また、香港、台湾、タイ、シンガポールにおきましても、地道な
セールス活動が軍艦島クルーズなどを含む商品造成につながっております。
また、長崎の教会群と
キリスト教関連遺産につきましては、韓国、フィリピンにおいて、
キリスト教徒が多く、巡礼ツアーの需要があることから、
教会関係者、現地旅行社及び
メディア等を招聘し、視察、取材いただくなど、現地における認知度と露出度を上げ、商品造成につなげてまいります。
次に、
クルーズ客船の誘客受入につきましては、ことしは過去最高であった昨年の75隻を上回る130隻を超える見込みで、さらに来年は190隻の入港が見込まれております。
客船の大型化も進んでおり、
修学旅行シーズンや
大型イベント等がクルーズの寄港と重なった場合、
貸し切りバスが不足する事態も発生しております。
営業区域外でのバスの手配につきましては、県が対応しておるところでございますが、現在、手続の簡素化について、九州運輸局に対して要望しているところでございます。また、新たな車両の確保につきましても、長崎県バス協会と意見交換を行うなど、調整いただいているところです。
中国クルーズの増加に伴いまして、市内中心部で発生している交通渋滞につきましては、手配する旅行会社において時間差を設けて
観光施設等を訪問することで、渋滞の緩和に努めていただいているほか、さるくコースなどを活用しながら、徒歩や路面電車など
公共交通機関を利用して、長崎の観光を楽しんでいただく取り組みを進めているところです。
地元の警察署におきましても
交通整理等にご協力をいただいており、引き続き、県や県警、
バス会社等の関係者の協議の場に参加することで、
交通ルールの徹底や駐車場の確保対策など、渋滞の緩和に努めてまいります。
今後とも、2つの
世界遺産登録という大きなチャンスを最大限に活用し、長崎の
地域ブランドのイメージ及び
国際観光都市としての認知度を向上させるとともに、
受け入れ環境を整えることで、国籍を問わず、全ての観光客に満足いただき、再び訪れたいと思っていただけるような
観光地づくりに努めてまいります。
以上でございます。
24 林
広文委員長 ただいまの答弁に対して、井上委員から何かございませんか。
25 井上重久委員 今の見解、本当に前向きに捉えております。
情報発信については危惧していたところでございますけれども、私もホームページをのぞいてみました。長崎市の公式観光サイト「あっ!とながさき」、あるいは、ナガジンの「特集 発見!長崎の歩き方 「路線バスでめぐる世界遺産」」、ホームページは非常にすばらしいものができております。そういう意味では、情報発信の仕掛けづくりといいますか、ホームページに入っていく仕掛けづくりをしっかりやっていただきたいと思います。
それから、誘致強化の関係で特に気になるのがクルーズ船の関係です。ことし130回を超える入港数、それから来年は190回というような情報が報道されております。
特に危惧するのは、来年、100台を超す大型バスが入ってくるときの手配ですね。長崎市のイベント、あるいは
修学旅行シーズンと重なったときに、その大型バスが本当に手配できるのかどうか。それから、交通渋滞関係ですが、駐車場、待機場所の確保もぜひ注力をしていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
それから、このクルーズ船入港、産学官民のいろんなところで連携されて、来年190隻入ってくると。ただ、新聞報道によれば、キャンセルしたという部分もございます。受け入れ時の警備要員の不足というのは、行政で十分連携をとれば解決できるものでございますので、そういう不具合部分は県と連携をとってしっかりと対応していただきたいと思っております。よろしくお願いをいたします。
26 林
広文委員長 それでは、順序4に移ります。
まず、向山委員から補足がありますでしょうか。
それでは、理事者の答弁を求めます。
27
股張観光政策課長 続きまして、(4)「明治日本の
産業革命遺産」における他都市との連携についてお答えさせていただきます。
明治日本の
産業革命遺産は、8県11市で構成する「九州・山口の近代化産業遺産群」
世界遺産登録推進協議会におきまして、必要な事項を協議し、登録を進めてまいりました。
世界遺産への登録は完了いたしましたが、世界遺産委員会からは今後解決すべき課題を指摘されており、引き続き、8県11市と県を初めとした関係機関が連携して対応をしていくということとしております。
特に、全体の価値をどう理解してもらうかという観点から、九州・山口エリアを中心といたしまして各エリアを訪問していただけるよう、世界遺産ルートの設定を進めており、共通マップを駅、道の駅、サービスエリア、パーキングエリアなど、インフォメーションカウンターで提供するとともに、レンタカーのナビゲーションシステムへの組み込みや共通デザインの道路標識の設置にも取り組むこととしております。
また、長崎エリアとほかのエリアの連携としまして、市民ガイド間の交流を実施しております。
去る11月17日、小菅修船場跡のガイドを行っていただいている小菅自治会の方や教会群の外海地区でのガイドを行っている方で、佐賀市、大牟田市、荒尾市を訪問しまして、各エリアでのガイド方式の体験や意見交換を実施したところでございまして、12月11日には佐賀市のガイドの方が長崎にお見えになるなど、ガイド内容の充実への取り組みを始めております。
さらに、学校間の交流としまして、校区内に構成資産を持ちます大牟田市立大正小学校の児童が長崎市立大浦小学校を訪問し、それぞれの世界遺産に関する学習成果を発表するなどの取り組みも行われておりまして、このような取り組みは今後も広がっていくものと考えております。
また、
観光プロモーションの方向性につきましても、議員ご指摘のとおり、資産を単にスポットとして紹介するのではなく、世界遺産としての価値とそのストーリー性を理解していただくことに重点を置いています。
したがいまして、長崎市が作成しております明治日本の
産業革命遺産のパンフレットや、ホームページを初めとするICTによる情報発信におきまして、長崎市の構成遺産だけではなく8つの県の資産を同時に紹介し、世界的に極めて価値の高いそのストーリーを理解していただくよう努めております。
また、ことし9月に東京で開催されました、ツーリズムEXPOジャパンという、国内最大の旅をテーマにしたイベントにおきまして、福岡県と鹿児島県と共同のブースで出店を行い、17万人を超える来場者に向けて全体ストーリーのPRを行いました。
さらには、長崎国際観光コンベンション協会や旅行会社とのタイアップにより、広域的に周遊を促す観光商品の造成を行っています。
今後とも、8つの県、11市と連携を図り、明治日本の
産業革命遺産を、地理的にも時代的にも貴重なストーリーとして、効果的な魅力の発信に努めてまいります。
以上でございます。
28 林
広文委員長 ただいまの答弁に対しまして、向山委員から何かありますか。
29
向山宗子委員 ありがとうございました。さまざまな取り組みがなされていることを知りまして、本当に喜ばしいことだと思います。
ガイド間の交流や子どもたちの交流が、そういう裾野の広がりになってくるのではないかと思いますし、EXPOジャパンですか、3県共同ブースでやったというような、1つのところに行ったら、次はここも見てみたいって思うような取り組みを各県がやっていくことが、この広がりにつながっていくと思います。
明治日本の
産業革命遺産だけでなく、うちはその次の教会群もありますので、それこそ天草やいろんなところとの取り組みも、今後また頑張っていただきたいと思います。要望にしておきます。
30 林
広文委員長 それでは、順序5に移ります。
まず、橋本委員から補足はありますでしょうか。
31 橋本 剛委員 今この(5)に書いておりますところをもうちょっと詳しく申し上げると、今の明治日本の
産業革命遺産というのは、各藩で独自の発展を遂げたんだというストーリーになっていて、それをすごく強調するためなのか、西洋の衝撃があって、各藩がそれを受けて、一生懸命書物で勉強して、研究して、そして近代化をなし遂げていくというストーリーになっているように見えます。
でも、そのために、出島とか海軍伝習所を通じた技術移転という長崎の本質的な役割というのが少し見えにくくなっているのが現状だと思っています。各藩が自発的にやったんだというところを強調するために、長崎の役割というのが少し後退して見えています。
ただ、長崎というのは、京都とか江戸とは違った歴史・文化がずっと最初からあって、出島、海防、そして海軍伝習所という流れがあって、これに各藩の力が加わったという長崎から見た全体ストーリーがないと、なかなか長崎の8資産を見てもよくわからないというふうになると思います。
それぞれの藩、例えば山口とかであれば、萩の成長とか、そこからずっとストーリーが完結しているように見えるんですけれども、長崎の場合、その前の段階がぷつっと切れて、幕末・明治から始まっているように見えるので、そこを、もっと前の連綿とした流れから、長崎の近代産業というのが花開いたんだというのが見えるような形にして、世界遺産の8要素だけがぶつ切りでクローズアップされるようなことにならないように、工夫を凝らしてほしいなというふうに思っています。
32 林
広文委員長 理事者の答弁を求めます。
33
股張観光政策課長 (5)世界遺産と関連資産とを連携させたPRの仕方についてでございます。
長崎市におきましては、
世界遺産登録を契機とし、資産を単にスポットとして紹介するのではなく、世界遺産としての価値をしっかりと理解していただくことに重点を置き、ストーリーとして情報発信を行うよう努めております。
委員ご指摘のとおり、世界遺産の構成資産だけではなく、出島や海軍伝習所などの長崎オリジナルの歴史に裏打ちされた長崎の技術遺産を関連資産として
組み合わせて情報発信を行うことで、総合的な理解と楽しみ方を推進するとともに、旅行意欲をかき立て、訪れた観光客の満足度も高まっていくものと考えております。
長崎市といたしましても、
旅行代理店等に対しまして、構成資産だけではなく関連する施設とあわせて、その価値や関連性を説明し、周遊を促す
観光ルートの開発について働きかけを行い、現在ではクルーズ船による遊覧やバスツアーが催行されております。
今後とも、古くから西洋との交流を持つ長崎特有の歴史に根づいた長崎の産業化をテーマとしまして、構成資産や関連施設の価値を説明し、あわせて、長崎のまちの魅力を
組み合わせることにより相乗効果を図り、長崎への誘客を促進してまいりたいと考えております。
以上でございます。
34 林
広文委員長 ただいまの答弁に対しまして、橋本委員から何かありますか。
35 橋本 剛委員 要望ですが、各地にある砲台とか、ああいったところでも、クルーズとかエクスカーションができるようにしてほしいなということと、それから、出島はオランダとの関係があるところなので、海軍伝習所自体は県庁のところだとしても、出島というロケーションがあるということを考えてみれば、しばらくの間、そこを活用しながら発信するということも強化してもらいたいと思います。
以上です。
36 林
広文委員長 それでは、分類2.情報発信及び連携その他の取り組みについて、ほかの委員から関連して質問があればお願いいたします。
37 大石史生委員 質問というよりも要望になります。
情報発信という点では、今、観光客への情報発信がメーンに捉えられているような感じがしますけれども、やっぱり地元の長崎市民にも、どういう魅力があるかというのを、よりわかりやすく発信していただいて、地元に愛される世界遺産を目指してほしいという要望が1点と、あと、非公開の施設ですね。前も板坂委員のほうからいろいろ出ましたけれども、ぜひこれを見たいという要望も、私はいっぱいいただいているんです。現地視察に行ったときも、現役稼働中であることと、安全面でという理由で非公開なんですと、いろんな説明がありましたけれども、ぜひこれも公開に向けて取り組んでいただきたいなと、要望は伝えていっていただきたいなと思います。
以上です。
38
向山宗子委員 3番目の観光振興についての関連で一つだけ教えていただきたいと思います。フィルムコミッションについてです。
世界遺産だけでも、軍艦島で「進撃の巨人」とかいろんな撮影が行われておりますし、教会群でいったら、この間の「母と暮らせば」とかというのも出てきております。長崎はいろんな映画のロケ地にも選んでいただいているところだと思うんですが、姫路城に伺いましたときに、それはきれいな一枚もの、A3、2つ折りでしたか、フィルムコミッションのチラシをつくって、どんどん各所に配ったりとかされておりました。
長崎においては、このフィルムコミッションのPRは今どのようになさっているんでしょうか。
39
股張観光政策課長 特にこの世界遺産を中心とした資産を生かすという観点からのフィルムコミッションのあり方と今後というご質問だろうと思っております。
現在、長崎県の観光連盟等を中心とするフィルムコミッションのほうに、まず情報は一旦まいります。長崎は貴重な資産を持っておりまして、映画にしても、ドラマにしても、かなりの数の情報をいただいておりますので、各現場での対応と、あと、それを発信するときに、今、県のほうではロケ地めぐりという取り組みをやられております。
今、向山委員のほうからありました、さらなる見える化と申しますか、情報発信の仕方として、ホームページでの発信はやっておりますけれども、例えば冊子とかパンフレットとかいったものについては、県とも、あるいは市の中でも、今後検討させていただきたいと思っております。
以上でございます。
40 林
広文委員長 ほかにありませんか。
なければ、それでは、順序6に移ります。
まず、井上委員から補足はありますでしょうか。
それでは、理事者の答弁を求めます。
41 高江文化財課長 ご質問の構成資産の保全・管理対策についての長崎市所有の産業遺産及び国指定重要文化財への財源確保についてお答えいたします。
長崎市が実施する国指定文化財の保全整備に係る長崎県の財政支援につきましては、補助対象経費から国庫補助額を減じた額の5分の2以内の補助率が定められている指定文化財保存整備事業補助金がございます。
世界遺産である明治日本の
産業革命遺産の構成資産であります端島炭鉱につきましては、発掘等の調査事業に対しましては長崎県からの財政支援をいただいておりましたが、整備事業に対しての支援はございませんでした。
そのため、市議会からも長崎県に対し、陳情などの働きかけを行っていただいた結果、まずは平成27年度の事業につきまして、過疎対策事業債を充当した後の元利償還に要する経費に、過疎債の交付税算入率を控除した率を乗じた額の5分の2の財政措置がなされることとなりました。
また、本年9月議会におきまして、今後、端島の整備を行っていくに当たり、その財源として、ふるさと納税を初め、個人や企業等から広く資金を募り、その受け入れ先としての端島整備基金を設置したところでございます。
同じく構成資産である重要文化財旧グラバー住宅につきましては、平成27年度から平成28年度にかけて耐震診断業務を実施いたしますが、指定文化財保存整備事業補助金による支援について、先日、県から交付決定をいただいたところでございます。
このほか、地域のシンボルとして、地域振興の核となる文化財の保存整備事業につきましては、合併特例事業債の元利償還に要する経費に対する補助金として、文化財を活用した地域シンボルづくり支援事業補助金の制度がございます。
世界遺産の構成資産ではございませんが、重要文化財旧長崎英国領事館につきまして、平成32年度までの保存修理事業に対して、この制度を適用して長崎県から一定の財政支援をいただいているところでございます。
しかしながら、委員ご指摘のとおり、長崎市が所有するその他の国指定文化財に対する補助事業につきましては、補助金の交付が全くないか、あるいは最大の補助率での対応がなされていない状況にあります。
このことにより、本来、県補助金により充当されるべき部分の不足分につきましては市が負担し、補わなければならず、市の負担額が増加している状況にあります。
長崎市といたしましては、市政問題協議会において県に対し、最大の補助率で対応していただきたいという要望や、長崎県市長会において、現行の補助金制度に沿って市町等への補助金を確実に確保するとともに、一般財源の負担軽減のため、国に対し有利な起債制度の創設を実現するよう働きかけることなどの要望書を提出しているところでございます。
今後も、文化財の保全整備に係る財源確保に向けて、引き続き、さまざまな機会を通じて県の確実な支援を受けられるよう要望してまいりたいと考えております。
以上でございます。
42 林
広文委員長 ただいまの答弁に対して、井上委員から何かありますか。
43 井上重久委員 構成資産の保存・管理の関係でいきますと、やはり注目されているのが、端島の保全に多額な費用がかかるということで、一般的に財源確保はどうするんだということでございますけれども、端島については県の補助ももらえ、英国領事館についてもその方向性にあるという見解でございます。
英国領事館の前までは、国指定重要文化財に対する県の補助がなかったものですから、財政面で非常に危惧するところでございましたけれども、旧グラバー住宅、旧リンガー住宅、旧オルト住宅はもう老朽化していますので、長崎市が所有する国指定の重要文化財については、ぜひ今後とも県のほうに働きかけをしていただいて、5分の2の補助率で出していただくように強くお願いを申し上げておきたいと思います。
軍艦島の保全にかかわらず、しっかりとこの重要文化財に対する予算措置もしていただきたいということを要望しておきます。
以上です。
44 林
広文委員長 それでは、分類3.保全・管理について、ほかの委員から関連して質問があればお願いいたします。
45
板坂博之委員 今、井上委員のほうから軍艦島の話が出ましたけど、ふるさと納税で基金を積むとか格好いい話を一生懸命しよるけど、市として本当に軍艦島のシルエットを保全していく考えがあるんですか。もう壊れてしまったらそれまでよという感じでおるんですか。どっちなんですか。
46 田中世界遺産推進室長 端島の保全についての考え方でございますけれども、現在、取りまとめをいたしました保全管理計画の基本的な考え方におきましては、まず、世界遺産の価値がある護岸、それと明治期の生産施設など、これは確実に保存をしていきます。それと、密接に関係している大正期以降の建物につきましても、世界遺産価値はございませんけれども、国の文化財としての価値というのがございますので、それも保全をしていくという考えでございます。
ただ、現状では閉山40年を超えまして、約100年たっているコンクリート構造物を、現在、将来にわたって保存していくという技術自体が国内外にないというのも現実でございますので、現状では保存の可能性を追求しつつも、優先度の高いものから劣化を抑制していく措置を講じるということを基本として考えております。
以上でございます。
47
板坂博之委員 あれは建物をある程度保全せんと。生産施設は当然保全をしていきますよ。建物を保全せんと、軍艦島という価値は全然ないですよね。あの軍艦島は戦艦土佐に似とるから軍艦島て言いよっとよね。あれが軍艦のシルエットがなくなったら全然価値ないですよ。産業遺産の23資産の中で、まず真っ先にテレビに出てくるのはあの軍艦島じゃないですか。それをどういうふうにするのか。確かに今その保全の改修の方法が見つからないと、難しいという話もあるかもわかりませんが、何とか頑張って、学者の皆さん方、研究者の皆さん方にお願いをして、残すようにやっていかんと、どうしようもないでしょう。
今、軍艦島の上陸クルーズなんて、もう3カ月、4カ月満席でしょう。そして、時間的に今以上に船はもうふやせんわけでしょう。何とかせんと、あれ本当にだめになりますよ。どうするのかなと思って、いつも私は考えよるんですが、一回あの施設を見に行きましたよね。あのときでも、新しく護岸を整備した下のほうには、もういっぱい小石が落ちとったじゃないですか。ああいうふうにして、だんだん風化をしていく。そして、大きな台風が来たら、あれはばたっといきますよ。その可能性は十分にありますよ。
軍艦のシルエットがなくなったら、もう客は行かんようになる。何とか早急にしてくださいよ。そうしないと、あれは魅力ないですよ。
48
桑水流総務局長 委員おっしゃいますように、直接的な世界遺産の価値を有していないにもかかわらず、全体のシルエット、まさに軍艦のイメージはあの建物で構成されておるような形です。
ただ、ご承知のように、長い年月、塩水をずっとかぶり続けてきて、あるいは台風の風でコンクリートがかなり劣化をしておりまして、建物自体を完全な形で保存するというのは、私は素人ではありますが、素人目にもかなりの困難性を要すると思いますし、あと、保存のためにかかる費用を考えますと、相当の額が見込まれるということが1つございます。
ですから、全ての建物じゃなくて、やはり主要な建物、そういったシルエットを構成する建物、あるいは価値のある建物の劣化の速度をいかに遅くしながら保存をしていくかということが私どもの最大の課題であろうと思います。
そのために、そういった技術的な支援のほうも、大学の研究機関、あるいはコンクリート学会等からいただきながら、現在その手法について検討を進めておる状況でございまして、そこに筋道ができた段階で、どういった形で建物の崩落を少しでも防ぐことができるか、それから、表面もそうですが、もともとの躯体自体がかなり弱っている、コンクリート自体が、鉄筋が露出して弱っているような建物がございますので、こういったものを本当に台風に耐えられるように保存ができるのかというのも大きな課題だとは思っております。
いずれにいたしましても、そういった専門家の知見をいただきながら、市民の方々に長く見ていただけるようなものを目指していきたいというふうに考えております。
以上でございます。
49
板坂博之委員 劣化の速度を遅くするといっても、ただ見とくだけですからね。とにかく大きな台風が来んように願うとるだけの話じゃないですか。今の段階ではそういうことですよね。しかし、早く何か手を打たんと。例えばあのシルエットを残すために、どのくらいかかると見とるんですか。200億円ぐらいかかるでしょう。200億円かかるときに、国と県と長崎市の割合は幾らですか。あの建物自体は関係ないんですか。
50 田中世界遺産推進室長 端島の場合は島全体が史跡指定されております。したがいまして、建物につきましても文化財、史跡内の建造物でございますので、ルールから申し上げれば、半分が国の負担、残りの半分が地元負担ということで、地元負担分も県のルールを全て適用しますと、県が5分の2、長崎市が5分の3を負担するというルールでございます。
以上でございます。
51
板坂博之委員 幾らかは別にして、相当の金額がかかると私は思うんですが、とにかく、あれを保存できる方法を早く研究していただいて、それに沿ってやらんと、どうもならんようになりますよ。私はそう思いますので、ぜひ頑張ってほしいと思います。
52 林
広文委員長 ほかに関連の質問ございませんか。
ないようでしたら、以上で各委員からの
総括質疑通告書に基づく総括質疑は全て終了したいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
53 林
広文委員長 それでは、総括質疑を終結いたします。
〔次回の開催日及び調査項目について協議を行
った。その結果は、次のとおりである。
1 次回開催日については、正副委員長が日程
の調整をした上で、各委員に連絡することと
なった。
2 調査項目については、「調査報告書のまと
めについて」に決定した。〕
54 林
広文委員長 最後に、その他の項目ですが、何かございませんでしょうか。
ないようでしたら、これをもちまして世界遺産・
観光客受入対策特別委員会を散会いたします。
=散会 午前10時57分=
上記のとおり委員会会議録を調製し署名する。
平成28年1月20日
世界遺産・観光客受入対策特別委員長 林 広文
長崎市議会 ↑ ページの先頭へ...